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《ワンセグラジオとは》
ワンセグラジオとは、主に防災用ラジオに小さなワンセグテレビ(ポータブルテレビ)が付属した商品を指します。USB充電、乾電池、手回し充電に対応している商品が多く、災害時に適した仕様となっています。
《ワンセグテレビのメリット》
災害時には、停電による基地局ダウン、設備の損壊、通信が集中する輻輳などが原因で、スマートフォンは通信不能となり、情報収集できなくなる場合があります。
対してラジオやワンセグは、テレビ局やラジオ局の堅牢な送信アンテナから送られてくる電波を受信するだけのため、災害時でも基地局が放送を発信し、それを受信できる環境にいれば、安定して情報収集が可能です。
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ラジオ 〜最もアナログだからこそ、災害時の最強な情報収集ツール〜
《ワンセグ放送とは?》
「ワンセグ」は地上デジタル放送の1つで、携帯電話や移動体端末でも安定して受信ができるように設計されたサービスです。地上デジタル放送は、1チャンネル6Mhzの帯域幅を13個のセグメントに分割して放送しています。そのうち1つのセグメントを用いて放送することから「ワンセグ」と呼ばれています。一般的なテレビで見る放送は12個のセグメントを用いる「フルセグ」と呼ばれています。
画質と音質はフルセグの方が優れていますが(ワンセグの画質は320 × 240ドット、毎秒15フレーム)、ワンセグの方が弱い電波でもテレビ視聴ができ、消費電力が少ないため防災向きであるといえます。
《防災ワンセグテレビは、画質、受信感度、手回し充電の回しやすさの良いものがおすすめです》
防災向けのワンセグラジオは、ラジオだけの商品と比較するとやや高額となっていますが、災害時にスマートフォンが使えない場合でも、テレビ局が放送を発信してさえいれば映像で情報収集できるため非常に有益です。
私はインターネット上の口コミなどを参考に総合的に判断し、「テレマルシェ エコラジ7」を購入しました。画質、操作性、手回し充電の回しやすさなどどれも申し分なく、非常に頼もしい防災ワンセグラジオです。
災害時の情報収集として防災用ラジオは必ず備えておくべきですが、映像で情報収集できるというさらなる安心感を求めるのであれば、防災ワンセグラジオは非常におすすめです。
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