停電対策に非常用コンセントライト 〜停電を感知し自動点灯|普段使いにも便利なフェーズフリーライト〜

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コンセントに挿しておくと、停電時(コンセントの通電が遮断された時)に自動的に点灯してくれる「非常用コンセントライト」をご存知でしょうか。

非常用コンセントライトは、停電用ライト、停電時非常用コンセントライト、センサーライトなど、様々な名称で呼ばれることが多く、一定の名称はないようです。当記事では、なるべく分かりやすく統一し「非常用コンセントライト」と呼びます。

停電対策として非常に重要な、非常用コンセントライトについて紹介します。

※この投稿に関しましては、元々はInstagramでのPR案件として株式会社トップランド(TOPLAND)様より「コンセントタップ & LEDライト」をご提供頂いております。本記事はPR案件ではありませんが、非常用コンセントライトが停電対策に重要な防災グッズであること、私自身が今回この案件をご提案いただく前から、同社の「ライト付き USBアダプタ」という同様な別製品を防災グッズとして活用していることから、当ブログで紹介しています。

夜間の停電には明かり対策が必須

地震や停電は突然起こります。夜に突然の停電が発生すると、一瞬で真っ暗闇となり、身動きが取れなくなります。明るい環境から暗い環境に変化した時の目の調節機能を、「暗順応(あんじゅんのう)」と言いますが、この暗順応が完了するまでには約30分かかり、高齢者ではさらに長い時間がかかります。

大地震の時には、部屋の中が散乱していことが予想され、暗闇をむやみに移動すると足や手に怪我を負う可能性があり、危険です。そのような場合に、非常用コンセントライトの明かりがあれば身動きが取れ、懐中電灯や備えている非常用持ち出し袋の場所まで辿り着き、その後の避難行動をとることができます。

真っ暗な部屋で実際に点灯させた様子(製品はトップランド「コンセントタップ & LEDライト」)。非常用コンセントライトがあれば、突然の停電でも速やかに避難行動がとれる
停電に備える 〜なぜ発生し、なにが起こり、どう備えるか〜

非常用コンセントライトとは?

設置はいたって簡単で、コンセントに挿すだけで防災対策できる

非常用コンセントライトは一定の名称はなく、様々な名称で呼ばれることが多いため、ここでは分かりやすく「非常用コンセントライト」と呼びます。基本的に、普段からコンセントに挿しっぱなしにしておき、常に満充電の状態を維持し、停電時に自動で発光してくれるものを、非常用コンセントライトと呼びます。

人感センサーや明暗センサーを搭載し、人の動きや暗さを検知して自動点灯してくれる製品もあります。また、中には地震の揺れを検知して自動点灯する製品や、ライト部だけ取り外して懐中電灯のように使用できる製品など様々です。

防災的に重要なポイントは、充電機能がありコンセントに挿しておくだけで自動で充電されること、停電が発生(コンセントの通電が遮断される)と自動で点灯することの2点です。これらの機能を確認し、製品を選ぶ必要があります。

非常用コンセントライトの選び方
  • 充電機能があること
  • コンセントに挿しておくだけで自動で充電されること
  • 停電時は自動で点灯すること
  • これらを満たした上で、付加機能を検討する

コンセントに差しておきたい場所の例

筆者の寝室枕元に設置している非常用コンセントライト

非常用コンセントライトは1個だけでなく、複数の場所に備えておくのがおすすめです。家の重要なポイントに備えておくことで、いつどこで停電が発生しても視界を得ることができます。

非常用コンセントライトの設置場所の例
  • 寝室
  • リビング
  • 子ども部屋
  • 風呂場に面した洗面所(風呂の扉が半透明であれば、入浴中の停電にも対応できる)
  • トイレ、またはトイレ前の廊下など
風呂場に面した洗面所に設置しておけば、入浴中の停電でも曇りガラス介して明かりを得ることができる場合も

防災にオススメな非常用コンセントライト

左2個が株式会社トップランド様から提供いただいた「コンセントタップ+LEDライト」。右のものが元々筆者が所有する同社の「ライト付き USBアダプタ」。

複数の場所に備えておきたい非常用コンセントライトは、機能だけでなく、そのコストパフォーマンスも非常に重要と言えます。

私自身、他社製の非常用コンセントライトを複数所有し、個人的に比較していますが、中には明るさが十分でなかったり、点灯時間が短いものも見受けられます。また多くの製品が、コンセントタップとしての機能やUSB給電機能がないため、コンセントを1つ塞いでしまいがちです。

筆者が所有している非常用コンセントライト

その中でもトップランド製品は、明るさと値段、そして使いやすさのバランスが非常に良好です。またトップランド製のコンセントライトは、給電機能があるため防災専用というわけではなく、普段使いもできるフェーズフリーな製品でもあります。

トップランド(TOPLAND) 「コンセントタップ & LEDライト」

コンセントが3口ついているタイプのライトです。コンセントは合計 1,400Wまで使用できます。

LEDの充電時間は15時間、LEDの点灯時間は強で最大6時間、弱で最大60時間と十分な使用時間です。明るさの指標となるルーメン値の公表はありませんが、体感的には十分な明るさがある上、光の拡散能が良く、室内を広く照らしてくれます。

トップランド(TOPLAND) 「ライト付き USBアダプタ」

こちらはUSB-Aが2ポートついている製品です。USBの最大出力は2.4Aとなっており、スマートフォンなど様々な電子機器に給電することができます。

ちなみにモバイルバッテリーとしての機能はなく、コンセントに挿しておかないとUSB給電はできません。

充電時間は約15時間です。点灯時間は、強で約6時間、中で約20時間、弱で約50時間となっており、十分な点灯時間です。こちらもルーメン値の公表はありませんが、体感的には十分な明るさがある上、光の拡散能が良く、室内を広く照らしてくれます。

枕元の防災対策も忘れずに

停電対策に重要な非常用コンセントライトですが、あわせて備えておきたいのが枕元の防災対策です。

睡眠時間6時間とすると、1日のうちの1/4はベッドや布団で過ごすことになります。当然、就寝中は夜間であり、停電が発生すると真っ暗闇となります。枕元や寝室にも非常用コンセントライトを備え、メガネ、懐中電灯、スリッパなど避難に必要なグッズも忘れずに備えておきましょう。

枕元に置くべき防災グッズ 〜就寝中の地震や停電に備える〜