書籍「マンション防災の新常識 逃げずに留まる「在宅避難」完全ガイド」 |マンションに住むすべての人が読んでおきたい防災本

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マンションの防災には高さがある故の、一戸建てとは異なった視点での防災対策が求められます。

マンションは堅牢な建物であるため、大きな地震で倒壊することはまずありません。しかし、停電によりエレベーターが停止したり、水を送るポンプが停止するため断水が発生します。特に高層階では、エレベーター停止により高層階難民となる可能性があります。

安易に「避難所へ逃げればいい」と考えてしまう方もいますが、地域の避難所は、マンションの住民が避難してくることは想定されておらず、またそのキャパシティもありません。そのため災害時にマンション住民は、基本的に在宅避難を行うことになります

マンション防災についてはこちら ↓

マンション防災 〜防災的な利点は「高さ」であり、弱点もまた「高さ」にある〜

この本では、より実践的なマンション防災の考え方、問題点について解説されています。

災害時にマンションにどのような問題が発生するのかや、マンションで災害時によく設置される災害対策本部をあてにせず、住人自身の「自助」を促すための防災委員会の設立の重要性、首都直下地震におけるエレベーター閉じ込め問題、また食料と水の備蓄、非常用トイレ、耐熱ポリ袋とカセットコンロを用いた湯煎調理など役立つ様々な情報が、具体的・実践的に紹介されています。

特にマンションの防災委員を担当されている方々には是非読んでいただきたい本であると思います。

マンション版の防災マイ・タイムラインとも言える、いざという時に役に立つ「マンション防災スマートシート」のダウンロード特典も付属しています。

マンションに住んでいる方全てが、知っておきたい本です。